包み方のポイント

粉の舞い上がり・噛み込み対策

チルド食品は、食品別に最適な温度帯で管理されており、通常は0～+10℃の温度帯で流通しています。人手で包装すると最適な温度帯が保ちづらいだけでなく、微生物や細菌類などが包装工程で付着する可能性があり、機械による包装が主流となっています。

チルド商品の包装ポイント

●ソーセージ
加工製品の中でも、特に厳しい衛生管理が求められる商品です。包装工程で製品が通過する箇所は、部品を外して丸洗いできるようにするなど、常に清潔な状態が保てる機械構造である必要があります。包装機械は、部品の取り外しや取り付けがしやすい、メンテナンス性・作業性・再現性の高さもポイントとなります。

●カット野菜
カット野菜の包装は水分を多く含むため、包装機械の材質には、鉄よりも錆びづらいステンレス素材が適しています。野菜は鮮度が落ちやすいため、包装にかかる時間を短くすることや、腐敗や変色を抑える鮮度保持機能があるフィルムを使用するといった工夫が必要です。

●シュレッドチーズ
包装する袋に酸素が少しでも残っているとチーズがカビやすくなるため、窒素などの不活性ガスを充填しながら包装します。

包装時間短縮で鮮度保持

手作業で行う包装に比べ、包装機械を導入することで包装に要する時間が大幅に短縮され、鮮度を保持した状態で商品を消費者にお届けすることが可能になります。

食品業界向けのステンレス素材

多くのお客様からの声を反映させた、メンテナンスがしやすく、衛生的なステンレス製の包装機械も取り扱っています。

豊富な包装形態・ジッパー付きも対応

幅広い包装形態に対応しています。一時保管ができるジッパー付き袋は再開封が容易にでき、消費者の使いやすさにも貢献します。長い経験の中で培ってきた技術力を以て、お客様の仕様に合わせた機械をご提案いたします。