当社の目指す姿は、社会に新たな価値を提供し続ける「価値創造企業」です。その実現のため、包装機械事業と生産機械事業の両輪でリスクを分散し、シナジー効果を生み出しながら、長期的に安定した業績を確保することを基本方針としております。しかし、近年の変化が激しい事業環境においては、挑戦と変革なくして安定はあり得ません。新商品・新技術開発への積極投資、新分野への挑戦はもとより、サステナビリティ経営の観点から諸課題に取り組み、「持続可能な社会の実現」と「持続的な企業価値向上」の両立に向けて挑戦を続けてまいります。
なお、当社では、2025年3月期~2027年3月期を対象期間とする中期経営計画を策定しております。前中計(2022年3月期~2024年3月期)では、計画を大幅に超える生産機械の需要増大などもあり目標を達成しましたが、当中計期間においては、安定した需要を見込める包装機械事業の強化と、変動の大きい生産機械事業量の安定確保を基本方針に掲げております。これらにより、長期安定的な業績確保へ向けた基盤をより強固なものとし、同時に資本コストや株価を意識した経営に取り組むことで、「持続的な企業価値向上」を目指す所存です。
株主・投資家の皆様には、今後ともご支援とご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
代表取締役社長
佐藤 康公